白神山地で考えたこと(新聞掲載)

僕が白神山地について書いた記事が、2013年6月5日デーリー東北の「こだま」に掲載されました。

「白神山地で考えたこと」

5年前の夏に白神岳を訪れた時、白神山地の最高峰は「向白神岳」だと知った。しかし夏はやぶだらけのため行けなかった。登るとすれば、やぶが雪で覆われる冬だけだ。だが当時の僕は冬山登山の経験がなかった。
その後、ガイドに教わりながら積雪期に幾つかの山を経験し、技術も学んだ。そして今年の4月、向白神岳の山頂に立った。
登山の余韻に浸ろうと、何げなく白神山地の地図を眺めた時、衝撃を受けた。
地図を見ると向白神岳一帯は「核心地域」に含まれていた。詳しく調べてみたところ、立ち入るには入山申請が必要だった。僕は無断で立ち入ったことになるのだろうか。津軽森林管理署に電話して聞いてみると「強制ではないが届け出てほしい」との回答を得た。
僕は、向白神岳への憧れ、登頂したいという思いだけで行動していた。その結果、山に対する下調べをおろそかにした。知らないというだけでも罪になることもあるのだと思い知った。
世界自然遺産の中には、保護計画の不備などにより登録を抹消された所もあると聞いている。多くのすばらしいブナ林を抱える白神山地を保護していくためにも、僕をはじめ、皆で核心地域への入山ルールを守ることが必要だと思う。
十二湖、暗門の滝など魅力的な観光名所は、登山者以外でも楽しめる。ぜひ、皆さんも世界遺産に登録されている豊かな自然に触れて、感動してみませんか?

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