厳冬期の登山で学ぶこと(新聞掲載)

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僕が早池峰山縦走登山について書いた記事が、2013年3月8日デーリー東北の「こだま」に掲載されました。

「厳冬期の登山で学ぶこと」

2月上旬、岩手県にある早池峰山の縦走登山に挑戦した。以前指導してくれたガイドに、今回もお世話になった。
夏ならば1日で踏破できるだろうが、今回挑んだのは厳冬期。そのため予備日を含めて3泊4日で日程を組み、天候次第では途中で引き返す事態も想定していた。
幸いにも天運に恵まれ、またガイドの適切な指導にも助けられ、けがもなく無事に下山することができた。
今回の登山では、頂上に立った時の達成感はあまり感じられなかった。なぜなら、その後に待っている下りこそが危険であり、全く気を抜くことができなかったからだ。河原ノ坊という非常に急な斜面を下ったため、一歩踏み外せば滑落死は確実だった。
だが僕は、1月から2月にかけての厳冬期こそが登山のベストシーズンだと思っている。そこには自然特有の厳しさや危険がある。もちろん臆病になることもある。しかし、生命を脅かすほどの緊張の中に身をおいてこそ、「生きて無事に下山するんだ」という気持ちが強くなる。
人は、未知の世界への憧れと冒険心を持っているはずだ。だから、危険を冒してでも挑戦し続ける。そして畏敬の念を持って山に挑み続けたい。
今後の目標は、秋田県にある「錫杖(しゃくじょう)の森」という難所を、冬に単独で突破することだ。そのためにガイドから技術をたくさん得て、経験を積んでいきたい。

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